日本の農業を改革
農業分野での取り組み
農業分野において、農業従事者の収益アップができなければ、「日本の根幹事業である農業の衰退」、「地方集落の崩壊」等が進み、日本全体の経済を揺るがすことになりかねない状況になると考えています。
FLC株式会社は、この問題を抜本的に改革するため鋭意研究し「Flc Pure Rice 水耕栽培システム」を開発しました。
今後、本システムを、日本の基幹産業である「農業の改革」、「地産地消での新たな製品開発等によるブランド化」及び「ふるさとの活性化」を併せて行い、全国に普及させていきます。
Flc Pure Rice 水耕栽培システム Ⅰ
建築面積:57.0㎡(幅:7.6m 奥行:7.5m)
太陽光発電:10kw(オプション) 収穫量:約2.3t/年
Flc Pure Rice 水耕栽培システム Ⅱ
建築面積:114.0㎡(幅:15.2m 奥行:7.5m)
太陽光発電:18kw(オプション) 収穫量:約7.0t/年
Flc Pure Rice 水耕栽培システム Ⅲ
建築面積:199.5㎡(幅:26.6m 奥行:7.5m)
太陽光発電:32kw(オプション) 収穫量:約14.0t/年
Flc Pure Rice 水耕栽培システム(コンテナ)
建築面積:35.0㎡(幅:2.4m 奥行:14.6m)
太陽光発電:6kw(オプション) 収穫量:約2.3t/年
Flc Pure Rice水耕栽培システム
安全で安心な「ピュアライス(米)」
の提供
世界で初めての完全無農薬栽培、完全自然種、非交配・非遺伝子操作種
増加する「食物アレルギー対策」等にも寄与
現状の稲作
- ①稲作での収入がほぼない
実質赤字経営 - ②労働条件が厳しい
- ③後継ぎ不足
新たな担い手のが来ない - ④耕作放棄地の大幅な増加
- ⑤日本の基幹産業である農業の衰退
- ⑥悪循環のサイクル
Flc Pure Rice 水耕栽培
- ①Flc Pure Rice水耕栽培システムで約700万円の収入。専業農家で高収入
- ②労働は高齢者や軽度の障害者でも可能
- ③後継ぎの育成
新たな担い手の育成(雇用促進) - ④耕作放棄地の減少への歯止め
- ⑤日本の基幹産業である農業の復活へ寄与
- ⑥好循環のサイクルへの転換
(先祖から受け着いた農地の継承)
コンテナ栽培によるメリット
- 安定収入の確保(担い手の確保)
- 作業の大幅な低減(草刈り等が不要)
高齢者、障碍者の方々でも作業可能 - 稲作で必要な農機具が必要ない
- 自然災害(天候に左右されない)がない
- 鳥獣被害がない
- 建築確認が不要
- 先祖代々からの土地の継承に寄与(安定収入)
概要
Flc Pure Rice 水耕栽培システムⅢ
Flc Pure Rice 水耕栽培システムⅢの概要
- ・寸 法
- 幅:26.6m 奥行:7.5m
水耕栽培室 179.25㎡(植生棚24基)
作 業 室 13.41㎡ - ・延床面積
- 199.5㎡
水耕栽培システムⅢ内の主な機器
- LED照明(太陽光スペクトル)
- 植生棚
- 陽圧吸排気ファン
- エアコン
- サーキュレータ
- 養液タンク及び給排水ポンプ(PH.EC制御)
- システムハウス部材
- 加湿器
- CO2ボンベ
- 除菌マット
- 移植机
- ロッカー
- エアシャワー
- その他:システムハウス設置・太陽光設置・内装・塗装工事等が必要
作業比較
水田稲作
-
2月ごろ
①種子消毒等
農薬消毒 -
3月下旬から4月上旬
②播種・育苗
③元肥・代掻き
-
4月中旬~5月中旬
④田植・鳥獣柵設置
⑤草刈り、水管理、農薬散布
(草刈り4回程度) -
8月下旬から9月下旬
⑥稲刈り
-
10月以降
⑦脱穀・収穫
⑧藁すき込み・肥料散布
-
次年3月まで休田
-
備考
①農機具購入費等が必要
②無農薬米でも種子消毒は農薬使用
水耕栽培システム
-
1期目(2ヶ月で収穫)
①種子消毒等
特殊技術で無農薬消毒②播種・育成
③作業無し
④作業無し
⑤作業無し
⑥作業無し
⑦脱穀・収穫
⑧作業無し
-
2期目(2ヶ月)
-
3期目(2ヶ月)
-
4期目(2ヶ月)
-
5期目(2ヶ月)
-
6期目(2ヶ月)
-
備考
①農機具購入費等が必要
②無農薬米でも種子消毒は農薬使用
もみ殻シリカ精製プラント
「Flc Pure Rice 水耕栽培システム」で作った完全無農薬米のもみ殻から高純度シリカを精製
水耕栽培システムで出る「もみ殻」に着目し、「もみ殻シリカ精製プラント」の開発を行いました。
このもみ殻は「化学肥料や農薬はまったく使用してまおらず、「高純度のシリカ」の精製が可能になるとともに、通常の水田稲作で出る「もみ殻」からも「シリカ」を取りだせます。
「シリカ」については、様々な用途に使用されていることから、地域の方々と連携し、「地産地消による新たな特産物づくり」などの取り組みを行いたいと考えています。
籾殻は産業廃棄物
- 廃棄物処理及び清掃に関する法律(焼却禁止)第16 条の2の規定「廃棄物を焼却してはならない」
- 籾殻の焼却処分による煙害・臭い等の苦情
- 完全燃焼は困難で、可燃物とシリカの分別が困難
- 燻炭の撒きすぎによる土壌のC/N比変化による土壌への影響
- 籾殻は肥料成分が少なく肥料としての効果は非常に少ない
植物由来のシリカ
シリカといえば、通常、土や岩に含まれている鉱物(ミネラル)の一種です。
地球上で酸素(49.5%)の次に多い元素がシリカ(25.8%)になります。
シリカには構造上の違いである「結晶質」と「非晶質」という区別と、水に溶ける度合の異なる水溶性(易溶性)と不溶性(難溶性)があります。
植物の中のシリカは非晶質であり、鉱物の中のシリカは結晶質です。
特に「稲由来のシリカは可溶化率が高く、人体の吸収率が高いこと」が海外研究で明らかにされています。
籾殻は産業廃棄物
- 廃棄物処理及び清掃に関する法律(焼却禁止)第16 条の2の規定「廃棄物を焼却してはならない」
- 籾殻の焼却処分による煙害・臭い等の苦情
- 完全燃焼は困難で、可燃物とシリカの分別が困難
- 燻炭の撒きすぎによる土壌のC/N比変化による土壌への影響
- 籾殻は肥料成分が少なく肥料としての効果は非常に少ない
結晶質シリカと非晶質シリカの比較
原料 | 鉱物中のケイ素 | 植物中のケイ素 |
結晶状態 | 結晶性 | 非結晶性 |
発がん性 | 有り(世界保健機構指定) | 無し(未指定) |
カラダへの吸収率 | △ | ◎(粒子が小さい。鉱物の1/60) |
不要物の排出率 | △ | ◎(多孔質。不要物を吸着し体外に排出する効果あり) |
※表は横にスクロールします
シリカを使用した製品
- セメント
- 断熱材
- ケイ酸ナトリューム
- ゼオライト
- 耐火材
- フィルター剤
- 磨き粉
- 炭化ケイ素・窒化ケイ素
- コンクリート混和剤
- 軽量建材資材
- 水田・園芸用肥料
- 消臭剤
- 化粧品
- 飲料水
- 薬品増量剤
- ガラス
- 太陽光発電基盤
- 光ファイ バー など
※幅広い用途に利用可能である
地域活性化への取り組み
①Flc Pure Riceから精製したシリカ
②通常の稲作から精製したシリカ
新しい精製材料を活用
シリカを活用した地域協働による
特産物づくり
例えばこんな製品が・・・ 自然由来の・・・
- 第6次産業の創設⇒雇用、経済活性化
- 「一般販売」~「ふるさと納税返礼品」
シリカの精製方法
完全循環型システム
Flc Pure Rice水耕栽培システムプラントを中心とした、「サステイナブルシステム」
完全循環型システムの構築
Flc Pure Rice
水耕栽培システムプラント
- 「Flc Pure Rice」の稲
- 天日干し
- 「Flc Pure Rice」の籾
- 脱穀精米
- Flc Pure Rice
- 完全無農薬米・酒米・離乳食の加工品等で販売
- もみ殻
- もみ殻シリカ精製プラント
シリカ水、石けん等に加工して販売
- 米ぬか
- ぬか油圧搾機等
米ぬか油等として販売
- わら等
- 植繊機
高品質な堆肥等として販売
ぬか油圧搾機
植 繊 機
電力が必要なプラント等「 」
- 太陽光発電
- 風力発電(N-streamer:ジェット型、室外機タイプ)
- バッテリー
- 開発中の「セルロース発酵プラント」でのエタノール精製によるエタノール発電から電力供給
等により必要電力を供給。
約38反(38,000㎡)分の年間収穫量:13,680kg
とほぼ同等
年間収穫量:13,992kg(466袋/30kg)